専門分野にだけ的をしぼって書けばよいものを…
力を入れて書かれた本ではなく書き流し(どこかの保健ニュースの原稿をまとめたものらしい)。染色体異常の発生頻度や事例などは入門として良いと思う。このあたりの記述だけはお勧めできます。インターセックスに関する説明は、専門用語の乱用はあるものの、ポイントをきちんと押さえて簡潔に説明してある。非常にとっつきやすい。他に関しては、はっきり言ってダメである。一言でいうと老人の説教である。日本における戦後教育の道徳やキリスト教っぽい道徳を基準に正しいセックス(性ではなく交尾)や正しい愛を語られても寒いだけである。世の中の人々は著者の想像よりも遥かに多様です。 この本からは著者の主張が「一人ひとりの性を大切にしろ」だとは思えない。「染色体異常の入門&少々の事例紹介」として読むべき本だと思います。
隠れたところにとても深い配慮が!
表紙のタイトル下のサブタイトルに「性暴力への視点」と書かれているけれど、本文の章立てには「性暴力」という言葉は一度も出てこない。 読み始める前に目次を見て「あれっ?」と思ったけれど、実は……!(読んでのお楽しみ) おかげで、性暴力についての適切な認識が、身構えてしまうことなく身に付けられる。 性暴力についての大きな関門の一つに「加害者が自らの加害を否認する」という問題があると思うけれど、この本はその難しい部分を、さりげなーくクリアしてしまっているように思える。 それ以外の項目についても、全体的に偏りがなくて適切なバランスで書かれていることもあり、ぜひ学校採用して授業で扱ってほしい内容!! 教科書サイズだし、文字も大きくて楽に読めるので、急に性の問題に!取り組まなくてはならなくなった教師や親の立場の人にもオススメ。
もちろん、おすすめでございます
ページ数は薄いですが、その文読みやすく分かり易い本です。 必要なポイントは適確に押さえていますので、sexual minorityの当事者だけでなく、関心のある全ての方に読んで頂きたいです。 実用性も高いお得な一冊です。
少年写真新聞社
性同一性障害って何?―一人一人の性のありようを大切にするために (プロブレムQ&A)
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